黒い人2018.04.29 02:37俺が小学3年生頃の時、ある日の晩に親が実家に晩御飯のおでんを取りに行ってる間、居間でゲームをやりながら一人で留守番してたら、突然家のピンポンが超高速で鳴り始めた。(ピンしか音の鳴らないやつ)もし、お母さんが帰ってきたとしても、こんな事する人じゃないし、凄くうるさいから、玄関を開け...
伸びる顔2018.04.29 02:32今日、昔の友人に久しぶりに会って思い出した事なんだけど。俺らが高校の時、学校帰りに近所の公園でタバコ吸ってた。んで、ちょっと雑談なんかしてなごんでたら、友人が急に横向いて固まってんのよ。公園の隣の民家を見てるようだった。俺は「何見てんの?」って感じで話しかけたら友人が急に俺の腕を...
叩く者2018.04.29 02:09私の彼はエレベーターの管理、修理をしている。ある日、病院のエレベーターが故障して止まってしまった、と連絡を受けた。すぐに車を飛ばしたが、到着した時には2時間がたっていた。現場へむかうと、人だかりがしている。中には看護婦が閉じ込められているらしい。「大丈夫ですかあっ!」彼が呼びかけ...
間違い電話2018.04.27 08:41気持ち悪いし怖いのでカキコ・・・昨日借りた新作ビデオ3本見ながらダラダラ寝て過ごしてたんですが、 昼過ぎくらいに電話がかかってきたので、ビデオを一旦停止して受話器を取りました。 「はい、もしもし」『谷口さんのお宅ですか?』「いいえ。違います」『そうですか。間違えました』ガチャ。 ...
『電話番号が書かれていた』2018.04.26 14:32彼女の一人暮らしの祖母の家には、一時期よく間違い電話がかかっていた。電話は祖母がすこし事情があって、住み慣れた家からある家に引越してからかかるようになった。そう頻繁ではなかったけれど、年に数回ほどかかっていたようだ。あとで自分の母親から聞いた話である。祖母がその電話に出ると、たい...
ロシアのとあるレコード2018.04.26 14:081900年頃、ロシアのペテルベルクに、ある雑貨商がいた。彼は当時まだ珍しかった蓄音機とレコードを商っていたが、その頃のレコードはダンス音楽やブラスバンドや俗謡しかなく売り上げも伸びなかった。そこで彼は英国グラモフォン社に、ある企画を提案した。それは、ロシア帝立オペラの歌手にレコー...
『太歳?』ぶよぶよしたもの2018.04.26 14:03こないだ、裏のおじいちゃんと山に登って山芋堀りをしていたときの話。私がスコップで地面を掘り返していると、透明なぶよぶよした物が現れました。おじいちゃんに言うと、「いかん、山の神様だ。もう今日は帰るぞ。」といって、それを急いで埋めて山を下りました。後でおじいちゃんにあれの正体を聞い...
Nの家の階段2018.04.26 13:18これは俺が中学生の頃の話。俺にはNっていう友人がいるんだが、どういうわけかNは自分の家に人を呼ぶのを嫌う。いや、嫌うというか親に友達を家に上げるな。と言われていたらしい。たしか家が片付いていないだとか、洗濯物が干してあるからだとか、毎回理由はそんな感じ。Nは学校の中で一番の人気者...
深夜2時のチャイム2018.04.25 06:09田舎のアパートの2階に一人暮らししてた時に、真夜中(2時過ぎ)にチャイムが鳴った。女の一人暮らしで怖いので無視。しかし何回も鳴るので気になって忍び足で玄関まで行ってドアスコープ覗いたら老婆が立っていた。ぶつぶつ独り言で「◯◯さん困るねぇ」と呟いてる。ちなみにうちは◯◯さんではない...
生臭い臭気2018.04.25 06:00私が体験した本当のお話です。もう3年以上たちますが、ある専門学校に通っていた私は昼は学校、夜アルバイトという生活を送っていました。お金が足りなくて、たまに親にねだって送金してもらいなんとか毎日を過ごせていました。夏期講習のスケジュールを書き写していたとき友達が、私に旅行へ行かない...
開かずの金庫2018.04.24 14:54俺が小学三年生のときの話。俺は東京生まれ東京育ちの江戸っ子なんだが父も母も島根の出身で、夏休みのある日に母方の実家に帰った。久しぶりに会うじいちゃんとばあちゃんは孫がかわいくて仕方ないらしく、俺と弟をしきりにかわいがってくれた。その家は特に変わったところのない、ちょっと大きめの一...
指差す老婆2018.04.24 14:26去年の夏のこと。場所は兵庫。ドライブがてら遠回りして、峠を越えて友人の家に向かっていた時の話。通ったことのない道で、木が青々と生いしげり、蝉がうるさかった。前方に猫だか狸だかが跳ねられて死んでいた。端っこなら問題はないけど、ちょうど右タイヤが通るあたりに転がっているので速度を落と...