1976年11月22日早朝、米国アイオワ州にあるオタムワという小さな町で、二人の男性がコインランドリーに立ち寄ったところ、店内に人の死体が横たわっているのを発見した。
亡くなったのは、その店の主人であるジョン・ヒル(51)。
彼はナイフで数回刺された上、銃で撃たれていたという。
死体の側には25口径のピストルがあり、警察の調べにより、おそらくヒルは強盗事件の犠牲になったと判明。店の入口付近の壁にある5つの弾痕は、強盗犯に向けてヒルが銃で応戦したものの、全弾外したことを物語っていた。
早朝とはいえ、銃声が鳴り響けば付近の住民は直ぐ事件発生に気づくわけで、犯人としては一刻も早くその場を立ち去るのが常識だろう。
しかしこの犯人は悠長にも店内の壁に『BLACK OLDER』という意味不明な言葉を書き残していた。
実際には「B」の文字が不鮮明なので、「LACK OLDER」である可能性もあるが、
とにかく、これら2つの単語だけではその意味がわからない。
この事件では、二人の容疑者が特定されましたが、彼らには完全なアリバイがあったために釈放されてる。
結局、謎のメッセージからは何の手掛かりも得られず、真犯人も判明せず、事件は迷宮入りになった。
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