地元の事を書いた古書を探していたときに見つけた話です
引越しの際、無くしてしまいましたが「遠山紀行」と言う本です
大正の初めに教育者の有志が現長野県南信濃村を訪れ、土地の風俗や自然、伝承などを聞き取りました
明治の初め(何年か記載があったが失念)遠山谷に二人の猟師が入り、鉄砲にて狩猟を行っていた(猟師の氏名、住所が書いてあったが失念)
しばらく猟をしていると突然篠(竹)の藪からから六尺余りの上身を現した山男と出会った
山男は赤松の皮の色をした毛が総身に生え揃い、猟師を見るとニヤリと歯を見せた
猟師は恐ろしくなって鉄砲を放つと山男は崖を転がり落ちていった
考察
このあたりで篠と呼ばれる竹は笹が多く、およそ1.5mほどの高さ
山男の身長は3メートル程と思われる
南信濃村を一山越えれば静岡県磐田郡
しっぺい太郎のヒヒ退治の伝説の残る地域
書かれた時期から見ると事件発生から20年ほどで聞き取っている
これもヒサルキなのでしょうか?
↓とてもよく似た生き物が出てきます。
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