自動書記する

ひょんなことから、五円玉の振り子を使った

こっくりさん的な遊びにはまってしまったことがある。質問に反応して振り子が動くのね。

それがエスカレートして、いわゆる自動書記みたいなことをしていたんだ。

まあここまでは自分の潜在意識の類のなせるわざだと思うんだけどね。

ある晩「今から電話かける」と書かれた矢先

ほんとに電話がかかってきて、出てみたら女友達Sさんだった。

また、ある日「午後○時に△△書店で」と書かれたのでその通りに行ってみたら

その書店で偶然Sさんに会ってしまった。ほんとに偶然!

次第に僕自身変になってきて

自動書記をさせる“何者か”が、不吉なモノじゃないかと思えてきたわけ。

それで怖くなって自動書記はやめたんだけど、よけいに手が変になってきた。

(この頃、女の人の目の幻?を見たような気がするが不確か)

例のSさん、霊感強いみたいだったから相談したのね、

そしたらSさんもひそかに僕と同様の変な手振り(勝手に動くのを制する動き)をして、

あとで涙ぐんでた。

それから一ヵ月ぐらい色々あって・・・。

ある日Sさんと雑談していたら、彼女どさくさにまぎれて

僕の右腕の辺りを手で払うようにしてきたんだ。

まったく意味不明な手振りだったけど、

それ以降、僕の病気(まわりの怪奇現象含む)はおさまったのでした。

WUNDERKAMMER

名作は、名作と呼ばれる理由があるはず。 それを求めて映画や本を観ています。 あとは奇妙なもの、怖い話や自分が好きなものをここに集めています。

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