悪い石、呪われる石の見分け方

今はあまり見ないが、石を拾うビジネスというものが昭和の終わりごろまであった。

石と言っても御影石や化石、珍しい石や形のいい石などを愛石家が高値で買いの出そう。

石は山へ行って採取する。


悪い石、呪われる石

僕が話を聞いた石拾いビジネスのじいさん曰く、「悪い石、呪われる石はある」という。

そういう石は手を出さないようにすること。手を出していたら、今のわしは居なかったと言った。


どんな石が「悪い」のか?

その場所には、普通に見られる石の種類があるらしいが、

それらとはまったく異なって、一個だけぽつんと異質な石が転がっていることがあり、それには注意しなければならない。

と、じいさんよりもさらに年配の先達から聞いたそう。

色は関係ない。表面の状態も関係ないが、ほかにも脂ぎっている石というのがあり、それも危ないとか。


どうあぶないのか?

現象はさまざまだとか。

持って帰るときに山の中で行き倒れて死んでいる(通りがかりの猟師によって発見)

持って帰ると本人が不審死、家族が不審死、手や腕が腐る、

四六時中、石がしゃべりかけてきて本人発狂(これは順番が逆かも)

石を売却すると、もらったはずの代金がいつのまにか消失(家族の犯行か?)

そして購入した人も死亡

石を拾ってきた人の家の前を通りがかった通行人が死亡など。

WUNDERKAMMER

名作は、名作と呼ばれる理由があるはず。 それを求めて映画や本を観ています。 あとは奇妙なもの、怖い話や自分が好きなものをここに集めています。

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