かごめのとり

いつも乗る電車で若い女の子二人が話していた話。

かなりの大声だったのですごくはっきり聞こえてて、嫌でも耳に入りました。

なんでも最近「かごめのとり」という遊びが流行っているそうなのです。

片方の女(話から察するに塾の講師だと思う)が生徒から聞いたらしく、

「先生もやってみなよーマジ怖いよー!だってさ。」と笑いながら言ってました。

(この時点でコイツらわざと聞こえるように話てるだろ!と心で突っ込んでました)

やり方はとても簡単で、


1:自宅のトイレに入って、扉を背中にする。

2:扉を閉めて目を瞑る。

3:かごめかごめを歌う。

4:歌い終わると大体、ここで扉の向こう側に人の気配がするらしい。

(気配がないときは"誰もいない"と声に出していうらしい。答えるのが大事だそう)

5:誰かいる気がする時はトイレの水を流して「いち抜けた」と言ってから振り返る。


ただこれだけ。

これをしてなにが楽しいのかというと「気配を楽しむ」ものなんだとか。

だから見ちゃったりしないようにしないとだねって。

もし背後を見てしまっても水を流して「いち抜けた」宣言。

交代される前にやめないと危ないよ、だそうな。

これ聞いてからもうずっとトイレが怖くって。

自分では試してないんですが、どなたか良かったら試してください。

WUNDERKAMMER

名作は、名作と呼ばれる理由があるはず。 それを求めて映画や本を観ています。 あとは奇妙なもの、怖い話や自分が好きなものをここに集めています。

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