確か俺が20歳前後の頃、大学の夏休み利用して、ばあちゃんちいった時の事。
夏休み期間中だったんで、俺のほかにも親戚とかもばあちゃんち集まった。
暇だったので、2,3歳の従弟と縁側で遊んでいた。
すると、「あ、この光景前にみたぞ」という感覚がきた。
なんかその時は普通のデジャヴと違い、少し長い間時間そういう感覚があって、
「次にこの子はボールで遊びだすぞ」「ほら遊んだ!」ってぐあいで、
なんか次が予測できておもしろかった。
そして、「次ボールにつまずいて転んで泣くんだよな!」って思って、子供を見てたら、
「それあんまりやってると死ぬよ」
と、その子供が突然しゃべった。
ちっちゃい子供なんで、「○○くん、おそとポンしる!」といったまだまだ拙い言葉しか喋れない。なのにその時は大人みたいに流暢にしゃべってた。
それと同時にデジャヴ?が消えた。
驚いた俺は「もういっかい言ってごらん?」と子供に聞いてみるも
ボールいじりながら「ぼーるぽん!ぼーるぽん!」とか、そんな言葉しかしゃべらなかった。
とりあえずその時は、子供が言ったセリフの内容よりも、急に流暢にしゃべった事にあせってたのか、
すぐにその子のお姉ちゃんの所に行き、「○○くん、もう結構しゃべるんだな!」って報告しにいった。
いとこは、「もうすこしで3語ぐらい喋れるようになるよ」ってそんな感じに返されて、
やっぱり日常的に流暢にしゃべれる子供じゃないのか、って分かったとたん、なんかすごい怖くなって、
しかもその内容も思い出して、なんかドン引きだった。
何でか当時、この事を誰にも言っちゃいけない気がして、
ばあちゃんいも、いとこにも、他の親戚にも言わないまま、数日してばあちゃんちから帰った。
あれから、いとこの子供もだいぶ大きくなってるはずだけど、
大学卒業してから親戚とは疎遠なんで、今現在どんな子になってるか詳しくしらないんだけどね。
なんだったのかなーって感じの体験談です。
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