幼い頃、三歳くらいだったと思う。
幼なじみの家に毎日のように遊びに行ってた。
そいつの家の玄関に入るといきなり階段があって、13段だった(最近数えた)
階段の突き当たりはすりガラスでぼんやり明かりが見えてた。
オレが行くとそのガラスにいつも風船のような赤い塊みたいなもんがテープの早送りみたいな声でしゃべるんだ。
まんまるで大きくなったり、小さくなったりしてブルブル揺れながら会話する。
オレはガキだったから何も怖い事なんかなくて、そいつん家行けば必ずいるもんだと思ってたから怖くもなく会話してた。
んで、オレが行った時だけその幼なじみも見えるみたいだし、会話も出来た。
家の裏に回ってみたら、何もないんだよね。
不思議だった事はオレは何故だか分からないが、毎日のように、何年も行ったのにそいつん家の玄関から先には一度も上がった事がなかった。
見えなくなってからは普通に上がってたけど。
見えた幼い頃はどうして先に進まなかったのか謎だ。
分かりにくい文だが正体見当つく人いないかな?
0コメント