山の神様

こないだ、裏のおじいちゃんと山に登って、山芋堀りをしていた。

私がスコップで地面を掘り返していると、透明なぶよぶよした物が現れました。

おじいちゃんに言うと、

「いかん、山の神様だ。もう今日は帰るぞ」と言って、それを急いで埋めて山を下りました。

後で、おじいちゃんにあれの正体を聞いたら、

「あれに長いこと触ると、たたりにあう」と言ったきり、口をつぐんでしまいました。

いったいなんだったんだろう。

WUNDERKAMMER

名作は、名作と呼ばれる理由があるはず。 それを求めて映画や本を観ています。 あとは奇妙なもの、怖い話や自分が好きなものをここに集めています。

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