合体する3体の黒い影

初めて書き込ませていただきます。

3年程前なんですけど、オートバイで事故って臨死体験したんです。それも良くある臨死体験ではなくて、気持ち悪いんですよ。こんな人っているんでしょうか…

その場所はとにかく衝突事故が多かったみたいですが、案の定自分も事故を起こしてしまいました。

最初に説明しましたが、僕の臨死体験とはこういうものです。


今は全ては覚えていないんですけど、意識を取り戻してすぐ書き留めたものがありますので、それを。

まず事故に遭ったときのビジョンは一枚頭の中に置いてありました。

すると急に辺りが真っ暗になって、自分の体が浮いてるような感じがしたと思いますが、不思議と「自分は死んだのかも知れない」といったことは考えませんでした。何だか気持ちよかったのは覚えています。


しばらくすると急に辺りが明るくなり、自分の視線の先から赤いものがこちらに向かってきます。その赤いものはどんどん大きくなって、辺りを真っ赤に変えました。

すると、黒い人影…が 3つほど 動いていて しばらく見ていると、急にその影がリアルになって、3つあった人影は1つになって行きました。

その人影は、もはやリアルな人間の像でした。肌の色がとにかく白くて気持ち悪かったと書留には書いてありました。

と、その時急にいくつか パッ パッ パッ パッ とかわるがわるビジョンが浮かんできたんです。そのビジョンだけはなぜか今でも強烈に印象に残っています。

1つめは 真っ黒な 人形のような人間

2つめは 泣く人間

3つめは 真っ黒な人間と皮膚がただれた人間が抱き合っている場面

4つめは 思い出せない

と書いてあります。

ですが特に2つめが恐ろしいんです。

真っ黒の背景に 真っ黒な人間が 人間が 3人並んで

大口を開けて 泣いているのですが

”笑っている”

ようにも見えました。


その後しばらくの記憶はないのですが、事故から7日後に僕は意識を取り戻しました。

そして夕べ、夢でこの”2つめ”のビジョンが浮かんできたんです。

しかも今度は 3つだった人間は 1つになってて

大口は開けてますが 笑ってるようになんて絶対に見えなくて

顔が半分なかったんですよ。

そのビジョンをどれだけかわかりませんが 夢の中で凝視していると 急に怖くなって目が覚めました。


ちなみに事故場所は長崎県の某事故の多い通りです。

今ずっと背中に鳥肌が立っています。何かよくないことの暗示でしょうか。僕の思い過ごしですかね…?

WUNDERKAMMER

名作は、名作と呼ばれる理由があるはず。 それを求めて映画や本を観ています。 あとは奇妙なもの、怖い話や自分が好きなものをここに集めています。

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