タットワの図形を、数秒間凝視する。即座に白い紙のようなスクリーンを見れば、残像として同じ形の補色の像が見えるはずである。 この像を視覚化する。それがゆっくりと巨大化し、自分の等身大以上の大きさにまで引き伸ばす。そして、それを「ドア」と見なして、自分がそれを通過する様をイメージするのである。
そうすると、その「ドア」の向こう側に一種のヴィジョンを見ることができる。
あるいは、異世界を幻視することが出来る。
元々はインドの哲学で考え出された、五大元素が西洋魔術に取り入れられたもの。
タットワは、インドのヨーガにおけるヤントラを西洋魔術に移植したものである。 この5つのシンボルはインド哲学でも重要なものであり、やがて仏教にも取り込まれた。
これは真言密教の瞑想でも重要なものともなり、いわゆる五輪塔として墓石等にもされ
われわれ日本人は身近にも見ることが出来る。
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