目の前で飼っていたカメが、水槽から消えた事がある。
手に乗せてエサをあげたり遊んだ後、いつものように箱にポチャッと入れました。
今日はやたら水が黒く濁っているなぁ?と思ったその時、 カメは黒い陰の中へ泳いでいき、そのまま“ズルッ”と消えて、水面が静まり返り、カメの気配が完全に消えました。
目の前から消えたので、怖さと「そんな馬鹿な!?」感で、 バケツを用意して何回も全て浚ったんですけど、やっぱり死骸も見つからず。
カメの大きさはせいぜい5-6cmのアカミミガメ。箱の縁の高さは15cmほど。 2-3ヶ月は飼育してまんた。 ドロや水草に紛れてしまったわけでもなく、死骸も出てきませんでした。 可能性としては、「消えた」と思い浚ったあと、徹底的に浚おうとしてバケツを用意する間に、 ネコかカラスか何かが来て、水中のカメを持って行った・・・ぐらいです。
これが私の神隠し体験でした。
この話を友人に事あるごとにしていたところ、
「いつの間にか亀が二匹になっていた事がある」と言う女の子に会いました。
カメはテレポートする生き物・・・と笑い話になりましたが・・・、冷静に考えると怖すぎ。
ちなみに、子供の頃から“手にしていたモノが跡形もなく消え去る”と言う体験は他にもあります。
が、ほんとに目の前で消えていった瞬間を目撃したのは、このカメの失踪の時だけです。
あの消える瞬間の、“ズルッ”と言う無くなりかたが不気味でした。
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