私が幼稚園~小学校3年の時まで妹と同室を使っていた。
その部屋の西側の壁を私たち二人は『魔法の壁さん』と呼んでいて、 その壁にお願い事(無くなったものを探して欲しいとか簡単な願い)を指で書くと、大体は願いが叶った。 探し物は分りやすいところで見つかった。 単にちゃんと探してなかったとかじゃないかとも思うが、人の目に入りやすいところで見つかるから不思議だった。
けど願いにはルールがあって、叶えてもらった後は必ず感謝しないと次の願いは叶えてもらえなかった。
小学校4年生になってからは家をリフォームし、その部屋は私たち姉妹の部屋じゃなくなり、私たちは壁のことを忘れていった。
ふと思い出したから書いたけど、なんだったんだろう。
どうしてお願い事を壁にし始めたのかは覚えていない。
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