850年前、イギリスにて、緑色に発光する姉弟が発見された。
見たことの無い素材の服を着て、聞いたことの無い言葉を話す。
最初は見世物として紹介された子供達ですが突如として大泣きし始めた。
後にわかったそうですが、空腹で限界だったそう。
ご飯を与えてはみたものの、それを食べ物と認識しなかったという。
しかし豆を与えると喜んで貪り始め、暫くは豆のみを食べていたそう。
弟の方は、身体も気も弱く、間もなくして亡くなってしまった。
しかし自由奔放な姉の方は生活に馴染み、言葉も覚えてきたそう。
どこにいて、どういった経緯でここに来たのか聞くと
「自分は聖マルチヌスの国の人間である。
ある日、家畜の世話をしていたところ、洞窟からとても大きな鐘の音が聞こえてきた。
その音色にうっとりして長い間さまよっているうちに、出口へやってきた。
外へ出たとたん、強烈な太陽の光と、異常に暖かい空気に衝撃を受け、地面に倒れた。
やがて、村の人々がやってくる物音に気がついて、逃げようとしたが、洞窟の入り口が見つからず捕まってしまった。」
彼らの国には教会があり、広い川によって光の国から切り離されていると言うことだった。
そして、彼女たちのいた場所では太陽が昇らず、日光というモノが存在しなかった。この世界でいう日の出前や日没後のような薄日があるだけだったと。
また彼女はこちらでの生活を深めるにつれ、体の発光は収まってきたそう。
また、めでたく結婚もしたそうな。
巨人ではないけども、シャングリラとかから来たのかなあ。
信じがたい話ですが、目撃者が多く、実際の話ではないかと思われます。
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