近所のゲオにあったので。
ドグラマグラのぐにゃぐにゃ加減も上手く表現されていると思います。
小説って想像で「こんな建物で、こんな状況かな?」と頭の中で創っていって想像と文字をリンクさせて読むことが多いと思うのですが、この映画とても内容に忠実というか、少なくとも自分の想像していた情景ととても合っていたのでなんだか答え合わせの様な気持ちで見ていました。
もともと夢野久作さんの情景表現がすごく長けていたのですが。
この映画を見て想像を固定させてから観るもよし、答え合わせとして観るもよし。
チャカポコ節で折れた方はこっち先の方が良いかもしれませんね。
チャカポコ節は一分ぐらいで終わります。
本だとこれから生まれてくる呪われた人生を送ると思われる呉一郎への罪滅ぼしとしての辱めと他人への狂人の理解を求めるために旅に出て、そこで見世物として歌うのですが、映画だと大学の教室でチャカポコしています。「おぉ!」と思わず声を上げてしまうぐらい狂気的でした。
この映画が置いてあること自体結構珍しいと思うので是非見つけたら観てくださいね。
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