自分が死んでいるのを見た

ガキの頃自分が死んでいるのを、自分で見た記憶あるんだけど。

田舎にいるので近所が草原ばかり。その生い茂る草の中に横たわる青ジャージの自分。スカジャンにジーンズ姿の自分。慌てて逃げた。

その後家に帰り一人で寝れなくて親と寝た記憶。

その次の日、夢かと思っていたら親から服が一式見当たらないといわれた記憶。

倒れていた自分が着ていたジャージが一式なくなってた現実。(そのジャージはたしかに存在していた<俺がアルバムの中で着ている>)

俺はいままで、臨死体験などした事もなく、ここまで大病もない。

怖くてその後、自分の死体を見に行かなかったし、今ではそこに道路が出来てて、骨が出てきたと言う話も聞かない。

俺がニセモノで、本物と入れ替わった存在じゃないだろうか?と時々考えてしまう。

WUNDERKAMMER

名作は、名作と呼ばれる理由があるはず。 それを求めて映画や本を観ています。 あとは奇妙なもの、怖い話や自分が好きなものをここに集めています。

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